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思想改造の心理 中国における洗脳の研究

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「思想改造の心理 中国における洗脳の研究」
ロバート・J・リフトン、小野泰博(訳)、誠信書房、定価5800抜
1979/2/20初版第1刷のもの。

ロバート・J.リフトン(Robert Jay Lifton)
1926年、ニューヨーク生まれ。精神科医。ハーバード大学、イェール大学を経て、ニューヨーク市立大学名誉教授、ハーバード大学医学部精神科講師。邦訳された著書に『終りなき現代史の課題――死と不死のシンボル体験』、『思想改造の心理――中国における洗脳の研究』、『終末と救済の幻想――オウム真理教とは何か』、共著『日本人の死生観』、『アメリカの中のヒロシマ』など。


誠信書房の人間科学叢書(全10巻)の第6巻。洗脳研究の金字塔。同じく古典である『洗脳 中共の心理戦争を解剖する』(エドワード・ハンター著)がジャーナリストという立場からのレポートなら、こちら『思想改造の心理』は精神科医という専門的立場からの分析として詳細を極めた内容になっています。儒教の孝行の精神が近代化の波に揉まれて、若者を中心に崩れて来ている時世が、特に若い世代に思想改造の影響を受けやすくさせたとかいう歴史・社会学的な考察も、かつて我が国に猖獗を極めた学生運動を彷彿させるようで興味深い分析です。自国でのマッカーシズム運動や、宗教における思想改造との比較まであり、リフトンという碩学のきめ細かい仕事に読み応えありの500ページ!(しかも細かい字)。
日本の刑事司法で、虚偽の自白をして調書を取られ、公判で不利になってしまう冤罪のケースを考えるヒントにもなりました。たまたま『犯罪の証明なき有罪判決』という本を読んだ後だったからかも知れませんが、『思想改造の心理』に出てくる神父ルカのケースなんかは、まさに追い込まれて妄想を事実と信じ込んでしまい虚偽の自白を確信に満ちて行ってしまう。解放後、妄想に出てくる仲間の司祭(刑務所の隣の房に居たとルカは信じ込んでいた)が実は逮捕などされていなかったと知って、妄想であると判明したなんて、信じられないような本当の話。非公開の刑事司法の取調室でも似たような事があったとして不思議ではない(かも)。

#ロバート・リフトン #中国共産党 #共産主義 #洗脳 #歴史学 #精神医学 #マインドコントロール #儒教 #マッカーシズム #精神分析

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